2011年12月アーカイブ

『感謝!」
平成23年も残り数時間となりました。本年も多くの皆様からご愛顧・ご支援
を賜り、心より感謝・御礼申し上げます。

春に実店舗をリニューアルオープンし、これまで以上に多くの皆様にご来店
いただき「良い店ですね!」と言っていただくことができました。

ホームページもリニューアルをし、今まで以上に多くの皆様に『陶房大桂庵
樋口窯』を知っていただくことができたかと思います。
ブログには大桂庵のこと・樋口大桂のこと・萩や山口のことなどの他に、大
好評の「本日の笑顔さんご紹介!」には、44組の皆様を掲載させていただ
くことができました。
また、ツイッターも私の拙いつぶやきを読んでいただき、とても励みになりま
した。
来年もより多くの作品をホームページでご紹介し、より多くの情報をブログや
ツイッターで発信できるように頑張りたいと思っております。

新年も変わらぬご愛顧を賜りますよう、宜しく、お願い申し上げます。


お正月飾りや花などで店内は一気に新春ムードになりました。

《のれんの横に掛けたしめ縄です。》
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《友人が持ってきてくれた手作りのミニ門松です。》
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《迎春のパネルです。》
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《紅白の梅です。》
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《床の間に掛けた紅白の梅の和紙のタペストリーです。》
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《講習会で倣ったアレンジを生け直ししたお正月用のフラワーアレンジです。》
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《大壷にいっぱいの椿はとても華やかです。》
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本日の『笑顔さんご紹介!』は、4日に東京からおいでいただいたご夫婦で
す。数週間前にわざわざお電話でご連絡をいただきご来店され、鬼白のぐ
い呑をお買上いただきました。「感謝!」です。お仕事で海外におられた時
はヨーロッパ各地をご夫婦で回られ、日本にお帰りになってからも国内各地
を回りやきものなどをご覧になられているということで、お二人の人生を心か
ら楽しんでるおられるように見えました。ぜひ、また萩にもおいで下さいませ。

《優しい笑顔の素敵なご夫妻でした。》
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花日記no5は、フラワーアレンジメント教室でお正月用のアレンジをしたもの
です。
2種類の松・葉ボタン・バラ・カーネーション・かすみ草などと共に、お正月用
の飾りや紐でアレンジしました。
生花だけでなく飾りを使ってするお正月用のアレンジは初めてでしたが、花
材を選ばれた先生のおかげで和の趣きと豪華さがあり、とても素敵なアレン
ジメントができました。

丁寧に家に持ち帰り写真撮りした後に萩焼の水盤に入替えましたが、花器が
お花をまとめてくれ年末の店内を豪華に演出してくれました。
大晦日には生け直し、お客様には違う花を楽しんでいただく予定です。

《納得のいくアレンジができ満足そうな樋口大桂です。》
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《樋口大桂のアレンジです。》
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《樋口佳子のアレンジです。》
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《樋口大桂のアレンジを鉄赤釉の水盤に入替えました。》
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《樋口佳子のアレンジを刷毛目の水盤に入替えました。》
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本日の『笑顔さんご紹介!』は、11月13日に沖縄からおいでいただいたご夫
婦です。沖縄の歴史的なことやニュースでいろいろと話題になっている基地
問題・尖閣諸島と中国のことなど、いろいろとお話しを伺うことが出来ました。
「感謝!」です。「沖縄の人達は長い歴史においても、基本的に争うことを好ま
ないみたいです!」と言われてたことがとても印象的でした。

《沖縄のお日様のようにとても明るい笑顔の素敵なご夫妻でした。》
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やきものの粘土には20~30%の水分が含んでおり、又、水挽き(ろくろで造る
こと)の際はすべりやすくするため手に水をつけますのでより水分を含みます。
仕上げ(削りや細工)をす
るために適度なかたさに乾燥させますが、暑い季節
・寒い季節でその日数は大きく違います。暑い時は思わず早く乾
燥してしま
い削れなくなりそのまま壊すしかなくなったり、0℃以下の寒い時は含んでる
水分が凍ってしまいやはりその後の工程ができなくなってしまったりと、水挽
きをした後の乾燥具合の管理はとても神経を使うデリケートな工程です。
平成24年の最初の窯たきは鬼白の予定で作家はいろいろな作品をぎりぎり
まで作陶してしまい、年内に仕上げをするためにここ1週間は遅くまでの残業
と休日も作陶をしつつ昨日やっと終わったようです。
樋口大桂が三輪休和先生にあこがれ萩で作陶を始めて早や37年、鬼白の
作風が出来るようになって10数年になりますが、鬼白の窯たきは今でも大変
緊張するようです。
窯出し待ちとなっている定番の作品と今回初めて作陶した新たな作品も作陶
しており、どんな作品が出来上がるのか、どうぞ、ご期待下さい。

【樋口大桂からのごあいさつ】
本年も私が作陶しましたうつわをお買上・ご愛用いただき、誠にありがとうござ
いました。来年も皆様からご愛用いただけるうつわ造りを懸命に精進したいと
思っております。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

《平成23年最後の湯呑の削りをしています。》
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《仕上げが終わり素焼きを待っている作品たちです。》
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《釉薬が掛けられ本焼きを待っている作品たちです。》
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本日の『笑顔さんご紹介!』は、11月3日に下関からおいでいただいた大桂
庵友の会会員のO様です。
いつもはご主人様もご一緒のことが多いのですが、当日はお仕事ということ
で奥様とお嬢様にお孫さんの3人で、お嬢様がお友達に贈られるお祝いの品
をお買上のためにご来店いただきました。いつもご愛顧いただき、本当にあり
がとうございます。心より「感謝!」です。
ご来店いただいたのがカメムシがもっとも多かった頃で、お孫さんが店内外の
カメムシを次々と見つけてくれた利発さと目の良さにとてもびっくりしました。

 

《可愛らしいお嬢様と姉妹のようにも見える奥様に元気なお孫さんでした!》2011.11.03okabayashi.JPG

先日、美術年鑑の2012年版が届きましたので、詳細の画像を編集しページ
にアップしましたのでご案内させていただきます。
美術年鑑は工芸作家を始め多くの美術作家を評価額入りで掲載してあり、
「いい仕事してますね~!」という名台詞の方も参考にしておられると聞いた
ことがあります。
当店では『樋口大桂掲載書籍』というページで、美術年鑑を始め日本工芸会
関係の書籍やこれまで樋口大桂の作品・作家紹介などを掲載していただいた
書籍を掲載しご紹介しております。
ぜひ、ご覧下さいませ。

http://www.taikeian.net/hpgen/HPB/entries/38.html

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《美術年鑑2012年版・樋口大桂の評価額は57万円です。》
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本日の『笑顔さんご紹介!』は、10月23日に鳥取からおいでいただいた男
女5人様です。10年以上前にK・Y様ご夫妻がおいでになられ、この度はY・
F様とお祖母様にY・M様とご一緒にご旅行された折、当店にもお立ち寄り
いただき刷毛姫の抹茶碗をお気に召されお求めいただきました。「感謝!」
です。Y・F様のご結婚がお決まりになったということでお祖母様がとても喜
んでおられ、また、当店にお立ち寄りいただいたこの日を記念として、皆様が
交代で記念撮影されとても喜んでいただいたお姿がとても印象的でした。
「萩より末永き幸を祈念しております。」
ぜひ、また、皆様でおいで下さいませ。

《記念のご旅行を楽しまれ、素的な笑顔の皆様でした。》
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12月になると各地で点灯されるイルミネーションの話題を耳にしますが、萩
でも数年前から数ヶ所でイルミネーションが夜の萩を華やかにしてくれていま
す。灯りのひとつひとつが寒さを忘れるぐらい心を温かくしてくれ、幻想的な光
景が年齢を忘れ童心に戻してくれるこのイベントは、大変なことの多かった今
年の終わりにささやかなぬくもりを感じさせてくれてるようです。
イルミネーションはまだしばらく続くようですので、萩においでの際はぜひご覧
になってみて下さい。

◎萩イルミネフェスタ2011 【12月10日(土)~平成24年1月6日(金)】

大正14年に建設された貴重な洋館駅で登録文化財に指定されている
「萩駅舎」周辺で、イルミネーションの点灯が行われ、幻想的な姿を
つくり出します。
■期 間 : 12月10日(土)~1月6日(金) 17:00~23:00
■場 所 : JR萩駅舎周辺(萩市椿)
■問合せ : 萩イルミネフェスタ実行委員会 ℡(0838)22-3346

《萩駅をバックにロータリーを彩るイルミネーション》
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《萩駅横のレトロな萩観光協会をバックに彩るイルミネーション》
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◎ウインターイルミネーション 【12月1日(木)~31日(土)】

萩市役所前庭にあるメタセコイヤの木などを電飾でライトアップ。
美しいイルミネーションが萩の夜を彩ります。
■期 間 : 12月1日(木)~31日(土) 17:00~23:00
■場 所 : 萩市役所前庭(萩市江向)
■問合せ : 萩市観光協会 ℡(0838)25-1750

《萩市役所前のイルミネーションは点滅タイプです。》
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本日の『笑顔さんご紹介!』は、10月18日に各地からおいでいただいた女
性5人様です。
30年以上前にアメリカのサンディエゴで出会い、その後日本に帰国されてか
らも定期的にお会いになられご旅行などを楽しまれているということで、今回
は萩に来られ当店にもお立ち寄りお買上いただきました。「感謝!」です。
お一人だけまだ海外にお住いということでしたが、素晴らしいお仲間の皆様
がお元気でより絆を深められるようお祈りしております。

《背中がしゃっきとして若々しく笑顔もとても素敵な皆様でした。》
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今年の春、リニューアルオープンをした実店舗では、季節の折々に雰囲気に
合った飾りつけをしております。
今月は12月になってすぐにクリスマスバージョンの飾り付けをしました。
ショーウィンドーをご覧になりご来店される方が結構おられるので、この空間
のディスプレーはいつも緊張しますが、
『おすすめの作品」の鬼白・鬼萩・白
萩とどんぶり・碗類を並べ、ポイントセチアやリースなどで飾りつけをし、
店内
もポイントセチアや装飾品で演出しました。
数日後にはお正月バージョンとなる予定ですが、大桂庵のクリスマスの飾り
つけをご覧いただければうれしいです。

《豪華さとぬくもりのある雰囲気を演出しています。》
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《入り口そばの大壷に入れたポイントセチアが華やかさを演出!》
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《壁に掛けている大きなリボンと鈴の飾りも雰囲気バッチリ!》

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本日の『笑顔さんご紹介!』は、10月15日に京都からおいでいただいたT・I
様です。今年5月に樋口大桂の7種類の作風(鬼白・鬼萩・白萩・御本手・刷
毛青・刷毛姫・姫萩)で、そばちょこを作陶して欲しいというオーダーをいただ
きました。
そばちょこは以前、鬼萩・わら釉という作風で作陶していましたが、最近はあ
まり作陶してなかった為、改めて作家自身がそばちょこの形や歴史などを書
籍やネットで見たりして、そばを食べやすい形や持ちやすさ・その形に合う作
風・細工などを試行錯誤の結果、7種類のそばちょこの作陶に取り掛かり始
めたようです。
T・I様はその後、「大桂庵友の会桂」にご入会され、この度、お仕事でたまた
ま萩においでになられた際にお立ち寄りいただき、いろいろとお話しを伺う事
が出来ました。そばちょこは焼酎を召上がる為のもので、多くのコレクション
の中からその日の気分で選び召上がるのが楽しみなんだそうです。
鬼白以外の作品が出来上がってましたので、ちょうどお持ち帰りいただくこ
とが出来ました。
その後、「手に持った感じや、姿がとても気に入っております。」とメールをい
ただき、又違う7種類の作風で追加のオーダーをいただきました。
「感謝!」です。

《温厚なお人柄が出ている笑顔がとても素敵でした。》
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《6種類のそばちょこです。》
上段左から鬼萩筒・白萩掛分け呉器ヘラメ・御本手呉器
下段左から刷毛青端反・刷毛姫端反・姫萩端反線彫
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《合わせて作陶した豆皿6種類です。》
上段左から鬼萩三方・白萩掛分け四方・御本手輪花
下段左から刷毛青丸・刷毛姫丸・姫萩丸
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花日記no4は、フラワーアレンジメント教室で作った秋色のプリザーブドフラワ
ーです。
前回と同じガラスの花器におろし器で削ったカラフルなフラワーフォームを入
れ、秋をイメージしたプリザーブドフラワーや造花をアレンジしました。

又、萩焼の秋をイメージした色合いの植木鉢に、フラワーフォームを詰めたフ
ラワーポットを入れアレンジしなおしました。思った以上に華やかさとまとまり
があり、秋の店内を彩りよく演出してくれました。

《最後の1本を挿す樋口大桂》
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《鉄赤釉の植木鉢にアレンジしなおしました。》
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《店頭に置いているアレンジでお客様からも好評でした。》
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