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日本伝統工芸展

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第49回日本伝統工芸展


【萩緋色掛分壷】


樋口大桂公募展入選作品・第49回日本伝統工芸展【萩緋色掛分壷】の説明


■作陶のご説明■
本体径高さ陶土化粧掛け釉薬焼成
34.0cm42.0cm大道土吹き掛け木灰釉薬還元焼成

■樋口大桂の思い■
自分の中においての伝統系への思いを強くしてから約2年間、自分の頭の中にあ
る作品へのイメージを考え過ぎてしまう日々を費やしていました。この作品は、頭の
中を整理して「自分の造りたいものを造ろう。」というシンプルな思いだけで、ただひ
たすらに挑んだ作品です。窯から出して見た時は、自分の作品でありながら感激の
あまり時間の経つのを忘れてしばらく見とれていました。この公募展は、出品してか
ら発表まで1ヶ月以上ありますが、この年のその時間の長さはそれまでに感じたこ
とのない時の長さを感じました。新聞発表の朝、その日が新聞に掲載されるというこ
とを知らず、また、その日は休業日だったので比較的ゆっくりしておりましたら、大先
輩の方からお電話をいただき、「樋口くん、おめでとう!」と言われ、つい思わず大き
な声で「本当ですか?」と言ってしまうほど我を忘れて感激しました。電話を切ったあ
と、あまりのうれしさに家族で万歳をして、手を取り合い涙しながら喜びましたが、大
変な感激とともに、自分へのプレッシャーを痛感したのも事実です。

※この公募展は証明証が発行されないため、
作品が掲載されている図録を掲載しております。

第49回日本伝統工芸展【萩緋色掛分壷】樋口大桂掲載図録

公募展・個展の説明

山口伝統工芸展

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第26回山口伝統工芸展支部長賞受賞

「萩開府400年記念」萩陶芸家協会展

【萩緋色掛分壷】

※この作品は上記のダブル受賞です。

第26回山口伝統工芸展・「萩開府400年記念」萩陶芸家協会展【化粧掛分窯変花器】樋口大桂公募展受賞作品

樋口大桂公募展受賞作品・第26回山口伝統工芸展・「萩開府400年記念」萩陶芸家協会展【化粧掛分窯変花器】


■作陶のご説明■
本体径高さ陶土化粧掛け釉薬焼成
31.0cm44.5cm大道土吹き掛け木灰釉薬還元焼成

■樋口大桂の思い■
前年度、日本伝統工芸展に初入選することができ、先輩方から工芸会の入会を薦
めていただき山口支部の準会員として入会することができました。新年会(1月中旬)
で初めて工芸会の行事に参加した時、4月初旬に「伝統工芸新作展」に出品するこ
とを知りました。3ヶ月間でどんな作陶ができるのか大きな不安を抱えつつ、工芸会
の会員としては1年生ですからとにかく無垢な気持ちで作陶に挑みました。作品を窯
から出した時、この作風(掛分)の特徴である緋色がよく出ており、緋色と窯変のバラ
ンスもよく、充分納得のいく作品に感謝の気持ちでいっぱいでした。また、初夏の一
夜、庭先に飛ぶホタルをふすま越しに見ているような景色に、しばらく見とれてしまい
ました。初出品の私が支部長賞という栄誉を賜り大変感激しましたが、展覧会のポス
ターと図録の表紙にこの作品の画像が使われているということにも大変感動しました。

第26回山口伝統工芸展【化粧掛分窯変花器】樋口大桂掲載図録

公募展・個展の説明

朝日陶芸展

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第34回朝日陶芸展


【結晶釉輪花組鉢】


樋口大桂公募展入選作品・第34回朝日陶芸展【結晶釉輪花組鉢】


樋口大桂公募展入選作品・第34回朝日陶芸展【結晶釉輪花組鉢】の説明


■作陶のご説明■
口径高さ陶土釉薬焼成
大27.0cm・小21.0cm大9.0cm・小6.5cm大道土わら釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
その年の12月に横浜・高島屋で初めての大きな個展を控えていた私にとって、
結晶釉の作風を食器に活かすことができないだろうかと考えることから始めた
作品です。極力シンプルになるように造形し焼成した結果、中国の磁器を思わ
せるような形の中に、結晶釉の色合いを強調させたハーモニーをバランスよく
演出することができました。朝日陶芸展という公募展は、私が若い頃から目標
にしていた公募展のひとつでもあり、大変うれしく感激しました。また、個展の3
ヶ月前の結果でしたので、大きな励みと支えにもなった作品です。

第34回朝日陶芸展入選証

公募展・個展の説明

西部工芸展

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第32回伝統的工芸品公募展


【鬼萩掛分け組鉢】


第35回西部工芸展【萩化粧掛分壷】樋口大桂公募展入選作品

樋口大桂公募展入選作品・第35回西部工芸展【萩化粧掛分壷】の説明

■作陶のご説明■
本体径高さ陶土化粧掛け釉薬焼成
32.0cm36.5cm大道土吹き掛け木灰釉薬還元焼成

■樋口大桂の思い■
この頃の私は、自分の作風の中で比較的オリジナリティーの強い作風の窯たき失
敗の連続による、数年間に及ぶ大スランプに陥っていました。そんな時、ある方か
ら「八(はち)のバランスを造形的にさせたらどうだろうか」というアドバイスをいただき
悩んだ結果、私にとっての萩の原点に戻り、掛分の技法でできないだろうかと考え
作陶した作品です。日本伝統工芸展の支部展であるこの公募展の入選は、萩で陶
芸と向き合って25年、伝統系への思いをはっきり意識させてくれた、大変意義の深
いものでした。また、大スランプの中にありながら、2ヵ月後に横浜・高島屋で「萩作
陶二十五年樋口大桂展」という個展を控えていたので、その感激は一層強いのもの
でした。
※この公募展は証明証が発行されないため、
作品が掲載されている図録を掲載しております。
第35回西部工芸展【萩化粧掛分壷】樋口大桂掲載図録

公募展・個展の説明

九州・山口陶磁展


萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第93回九州・山口陶磁展


【結晶釉輪花二重口壷】


第93回九州・山口陶磁展【結晶釉輪花二重口壷】樋口大桂公募展入選作品

樋口大桂公募展入選作品・第93回九州・山口陶磁展【結晶釉輪花二重口壷】の説明

■作陶のご説明■
本体径高さ陶土釉薬焼成
23.5cm23.5cm大道土わら釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
わたしにとって結晶釉という作風との出会いは、1991年まったく偶然のものでした。
萩焼の原材料(陶土・釉薬)で作陶したのに、それまで私が作陶していた萩焼のや
わらかい素朴さとは違う味わいに魅了されてしまいました。しかし、偶然の産物を再
生させるということは、大変難しく当然かなりの年数を要しました。
何度かの挑戦の結果、口造りを二重の輪花にすることで一般的なつぼとは違う造
形と、結晶釉の作風を融合させた、上品な作品の出来上がりに大変感激しました。

第93回九州・山口陶磁展樋口大桂入選証


第90回九州・山口陶磁展


【萩化粧線紋八角花器】


第90回九州・山口陶磁展【萩化粧線紋八角花器】樋口大桂公募展入選作品

樋口大桂公募展入選作品・第90回九州・山口陶磁展【萩化粧線紋八角花器】の説明

■部位のご説明■
化粧掛けのコントラスト土と石(砂)の縮みにより石が土を割って出る状態
窯変(ようへん)焼成による土の変化
八角に変形させた形ろくろで丸く作陶した後、少しづつ丸みを取り八角に変形させる

■作陶のご説明■
本体径高さ陶土化粧がけ釉薬焼成
33.0cm27.0cm大道土刷毛目・吹き掛け木灰釉薬還元焼成

■樋口大桂の思い■
まず、前年度同じ公募展で入選した作品の掛分の技法を、形を変えて作陶すると
いう冒険的なことを考えました。私の基本はろくろ成形ですのでどうしても丸くなっ
てしまう原形を、どうやって変形させられれるのか、また、掛分の技法をどうすれば
いかすことができるのか、かなりの時間考え悩んだ結果、直線的な造形を目的とし、
萩の柔らかい味わいと融合させるというイメージを、自分の頭の中での結論としま
した。陶芸は絵画と違い、失敗したからといって何度も書き直すことができません。
実際の作陶にとりかかり、かなりの日数をかけて丁寧に造り上げ、イメージ通りに
出来上がった時は大変うれしく思いま した。また、その結果として出品した作品が
入選できたことは、前年度とは少し違う感激でした。

第90回九州・山口陶磁展樋口大桂入選証


第89回九州・山口陶磁展


【萩化粧線紋壷】


第89回九州・山口陶磁展【萩化粧線紋壷】樋口大桂公募展入選作品

第89回九州・山口陶磁展【萩化粧線紋壷】の説明

■部位のご説明■
化粧がけのコントラスト生地に刷毛目で化粧をし、素焼きをして再度吹き掛けで化粧をし
色合いの違いによるコントラストを表現したもの
化粧による線紋(せんもん)刷毛目の化粧による紋様
窯変(ようへん)焼成による土の変化

■作陶のご説明■
本体径高さ陶土化粧がけ釉薬焼成
36.5cm30.5cm見島土ずぶ掛け・吹き掛け木灰釉薬還元焼成

■樋口大桂の思い■
「一焼・二土・三ろくろ」と言われるように、焼成による色合いにこだわった作品です。
『大きい作品に萩の窯変を出したい。』と思ったのが、この作品を造るきっかけでした。
御本手の出てるところと出てないところのコントラスト、現在の掛分けの原点となるも
のです。九州・山口エリアにおける公募展の初入選でしたので、大変感激しました。

第89回九州・山口陶磁展樋口大桂入選証


公募展・個展の説明

山口県美術展

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第44回山口県美術展【鬼萩茶碗】


樋口大桂公募展入選作品・第44回山口県美術展【鬼萩茶盌】

第44回山口県美術展【鬼萩茶碗】の説明

■部位のご説明■
石はぜいしはぜ土と石(砂)の縮みにより石が土を割って出る状態
竹の節高台たけのふしこうだい竹の節のような高台(茶碗の外側底部分)
火間ひま火が走ったように見える赤はだ

■作陶のご説明■
口径高さ陶土化粧がけ釉薬焼成
16.0cm9.5cm大道土ずぶ掛けわら釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
荒砂を大量に入れて作陶したため、手を傷だらけにしながら作陶しました。作陶の
過程において、陶土は縮みますが砂は縮みませんので、割って出てくる味わい
(石はぜ)を追求した作品です。100碗以上作陶しましたがほとんど完成に至らず、
わずかに残ったうちのひとつです。
現在の樋口大桂の作風である「鬼萩」「鬼白」「井戸茶碗」の原点となる作品です。
東京出身の樋口大桂が萩を作陶の拠点とした時、山口県展で入選することは大き
な願いのひとつでした。独立して自分の窯を築いて5年後、やっと念願が叶った作
品です。
※下記入選証の樋口勉は、樋口大桂の本名です。

第44回山口県美術展入選証

公募展・個展の説明

田部美術館大賞

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第10回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」


【萩井戸形茶碗】


樋口大桂公募展入選作品・第10回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」【萩井戸形茶碗】

樋口大桂公募展入選作品・第10回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」【萩井戸形茶碗】の説明

■部位のご説明■
貝目かいめ土と石(砂)の縮みにより石が土を割って出る状態
竹の節高台たけのふしこうだい竹の節のような高台(茶碗の外側底部分)
土見せつちみせ火が走ったように見える赤はだ
窯変ようへん焼成による土の変化

■作陶のご説明■
口径高さ陶土化粧がけ釉薬焼成
14.1cm8.2cm見島土ずぶ掛け木灰釉薬還元焼成

■樋口大桂の思い■
「萩焼=茶陶」と言われることが多いように、萩で作陶している大桂にとって抹茶碗
には特別な思いがあります。抹茶碗を作陶する場合、花器のように創作的なジャン
ルと違い、古い作品(先人が作陶した古萩)のうつしをすることがあります。萩(高麗と
しての)茶碗=井戸茶碗に代表されるように、井戸茶碗を造ることは萩の作家として
大きなあこがれがありました。本来の井戸茶碗には数々の約束事がありますので、
この作品は形を模倣した井戸形となっておりますが色合いに大変味わいがあります。
茶道に見識の深い松平不味公のお膝元である島根県松江市の公募展に入選でき、
大変感激しました。

第10回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」入選証


第14回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」


【彩釉六角水指】


樋口大桂公募展入選作品・第14回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」【彩釉六角水指】

樋口大桂公募展入選作品・第14回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」【彩釉六角水指】の説明

■作陶のご説明■
本体径高さ陶土釉薬焼成
17.5cm18.5cm大道土わら釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
前年度の横浜・高島屋の個展の前に、結晶釉の作風を茶道具に活かすことができ
ないだろうか考え作陶した作品です。全体の形をシンプルにし、胴の部分をややス
リムにすることで結晶釉の作風を引き出し、口造りを二重の六角にしたことで繊細
さと力強さを出すことができたと思っております。また、結晶釉の色合いが塗り蓋の
黒色により、絶妙のコントラストも演出することができました。この作品は公募展出
品のために、個展出品作品とは別にとっておいたものです。個展にも兄弟の作品
を出品し大変ご好評をいただき、個展から3ヵ月後のこの公募展への意を強くして
おりましたが、結果としてオリジナリティーの強いこの作品が、「茶の湯の造形展」
というタイトルの公募展に入選できて大変うれしく思いました。結晶釉の作風では
ありますが、この作品にはあえて彩釉六角水指という作品名をつけました。

第14回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」入選証


公募展・個展の説明

アジア工芸展

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第1回アジア工芸展


【結晶釉輪花二重口壷】


第1回アジア工芸展【結晶釉輪花二重口壷】樋口大桂公募展入選作品


樋口大桂公募展入選作品・第1回アジア工芸展【結晶釉輪花二重口壷】の説明


■作陶のご説明■
本体径高さ陶土釉薬焼成
25.0cm27.0cm大道土わら釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
まず、椿の花をモチーフにして、結晶釉の作風を融合できないかと考えました。
二重の口造りを工夫することで、花弁の曲線を強調させることができました。
また、焼成後の作品を見た時、結晶の大きさと色合いが上部から下部にかけて
変化している全体の景色に、大変存在感があり思わず見とれてしまいました。


第1回アジア工芸展樋口大桂入選証

公募展・個展の説明

伝統的工芸品公募展

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

第34回伝統的工芸品公募展


【萩掛分け七角鉢揃】

第33回伝統的工芸品公募展【萩掛分け七角鉢揃】樋口大桂公募展入選作品

樋口大桂公募展入選作品・第33回伝統的工芸品公募展【萩掛分け七角鉢揃】の説明

■作陶のご説明■
縦×横高さ陶土釉薬焼成
13.5×13.0cm6.0cm見島土わら釉・鉄釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
丸い作品ではないのに作品のどの部分でも正面にできるというのをテーマに、荒めの陶
土で作陶しわら釉と黒釉を掛けて焼成しました。鉢の中に紅色となった部分と黒釉の部
分にさらにその重なった部分がなまこ釉となったことで3種類の釉調を七角という変形さ
せた中に表現させ、どの角度から見ても左右対称にならないようになっております。 
昨年と同じ作風をこれまでに無い形のうつわで挑戦し完成させた作品でこの公募展に入
選することができ、樋口大桂の今後の作風がさらに技術を深めていくものと思います。
おもしろい形の空間の中に、荒めの萩と黒釉の渋さになまこ釉の不思議な風合いを感じ
ていただければと思います。

※この公募展は証明証が発行されないため、悪しからずご容赦下さいませ。


第33回伝統的工芸品公募展


【萩掛分け組鉢】


第32回伝統的工芸品公募展【萩掛分け組鉢】樋口大桂公募展入選作品


樋口大桂公募展入選作品・第32回伝統的工芸品公募展【萩掛分け組鉢】の説明

■作陶のご説明■
口径高さ陶土釉薬焼成
23.8cm8.3cm見島土わら釉・鉄釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
鬼萩手に黒釉を掛けて焼成するという作風ですが、新たな釉薬を掛分けで完成させたも
のです。深めの鉢の中に紅色となった鬼萩部分と黒釉の部分、さらにその重なった部分
がなまこ釉となったことで3種類の釉調を表現できました。
新たな作風の挑戦で完成させた作品でこの公募展に入選することができ、樋口大桂の
今後の作風がさらに広がっていくものと思います。丸いうつわという空間の中に、鬼萩の
荒々しさと黒釉の渋さになまこ釉の不思議な風合いを感じていただければと思います。

※この公募展は証明証が発行されないため、悪しからずご容赦下さいませ。

※下記の画像は不鮮明ですが、展示されている会場の様子です。
樋口大桂公募展入選作品・第32回伝統的工芸品公募展【鬼萩掛分け組鉢】の展示画像



第32回伝統的工芸品公募展


【掛分け丸平鉢】


第32回伝統的工芸品公募展【掛分け丸平鉢】樋口大桂公募展入選作品

樋口大桂公募展入選作品・第32回伝統的工芸品公募展【掛分け丸平鉢】の説明

■作陶のご説明■
口径 高さ陶土 釉薬 焼成
21.0cm5.2cm見島土木灰釉薬・鉄釉薬還元焼成

■樋口大桂の思い■
従来の御本手に鉄釉を掛けて焼成するという作風ですが、御本手を表現するための
木灰釉と鉄釉薬を掛け分けるという点で、鉄釉は窯の炎の影響を受けやすいため思
うような釉調を出すことが難しく、また、土の窯変と鉄釉のさびた釉調を出すのに苦労
した作品でした。
この掛分けの技法がこの公募展にどう評価されるのかが不安でしたが、伝統的工芸
品として入選することができ樋口大桂の掛分けを定着させる作品となったということで
大変うれしく思いました。ホタルが飛んでいるところが、月の明かりに照らされていると
いう情景を思い描いていただければと思う作品です。

※この公募展は証明証が発行されないため、悪しからずご容赦下さいませ。


第31回伝統的工芸品公募展


【緑星釉木の葉組鉢】


第31回伝統的工芸品公募展【緑星釉木の葉組鉢】樋口大桂公募展入選作品

樋口大桂公募展入選作品・第31回伝統的工芸品公募展【緑星釉木の葉組鉢】の説明

■作陶のご説明■
口径高さ陶土釉薬焼成
12.0cm6.3cm見島土松灰釉薬還元焼成

■樋口大桂の思い■
この年は、それまでの作風にない新しい作風へのチャレンジでした。新しい釉薬を作り、
形はそれまでにも作陶していた伝統的な形である木の葉形で挑戦しましたが、釉薬が
溶けず何度か焼成しやっと完成させることができました。地の緑色に少し黄色見がかっ
た粒々が星のような形をしており、緑星釉とという作風名にしました。完成までに時間を
要しましたが、これまでにない風合いの新しい作風でこの公募展に入選でき、大きな自
信となりました。

※この公募展は証明証が発行されないため、悪しからずご容赦下さいませ。


第30回伝統的工芸品公募展


【鬼白綴目組鉢】


第30回伝統的工芸品公募展【鬼白綴目組鉢】樋口大桂公募展入選作品

樋口大桂公募展入選作品・第30回伝統的工芸品公募展【鬼白綴目組鉢】の説明

■作陶のご説明■
口径高さ陶土釉薬焼成
14.5cm8.0cm見島土わら釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
この年は、比較的早くから前年度と同じく鬼白の作風で、少しおもしろい作品を出品
してみようと思っていました。ろくろで水引きを(造ること)した後、まだ乾燥していない
生の状態の時に陶土の一部をカットしすぐに綴じ目をつけます。和食器ということで、
鬼白の景色は通常よりやさしくなるように釉薬がけをして焼成しました。全体的にと
ても繊細な仕事を要した作品ですが、入選できとてもうれしく思いました。

※この公募展は証明証が発行されないため、悪しからずご容赦下さいませ。


第29回伝統的工芸品公募展


【鬼白丸組皿】


第29回伝統的工芸品公募展【鬼白丸組皿】樋口大桂公募展入選作品

樋口大桂公募展入選作品・第29回伝統的工芸品公募展【鬼白丸組皿】の説明

■作陶のご説明■
本体径高さ陶土釉薬焼成
19.0cm3.5cm見島土わら釉薬酸化焼成

■樋口大桂の思い■
鬼白の作風を表現できるようになって10数年が経過した頃、2002年に通産省より
萩焼が伝統的工芸品として認定され、この公募展はその通商産業省の管轄となって
おります。萩焼としての伝統的工芸品の規約を遵守して作陶することを前提にしてお
り、文部科学省管轄の伝統工芸展が美術品とするならば、こちらは工芸品ということ
になります。シンプルな形の平皿に、白釉の皹紋と白の景色を1枚の絵のように表現
できたこの作品がこの公募展に入選できたことは、樋口大桂の鬼白が工芸品として
も認められたということでとてもうれしいことでした。

※この公募展は証明証が発行されないため、悪しからずご容赦下さいませ。


公募展・個展の説明

横浜高島屋個展

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

横浜高島屋


【萩作陶25年樋口大桂展】


横浜高島屋・樋口大桂作陶25年展

横浜高島屋・樋口大桂作陶25年展会場1

横浜高島屋・樋口大桂作陶25年展会場2

横浜高島屋・樋口大桂作陶25年展会場3

横浜高島屋・樋口大桂作陶25年展会場4

横浜高島屋・樋口大桂作陶25年展会場5

横浜高島屋・樋口大桂作陶25年展会場6

公募展・個展の説明


グループ展覧会

萩焼窯元ネットショップ大桂庵-あーとさろん大桂

萩陶芸家協会主催


《薩長連合展》


萩陶芸家協会主催《薩長連合展》
萩陶芸家協会主催《薩長連合展》

萩陶芸家協会主催


《萩陶芸家協会展》-日本橋三越


萩陶芸家協会主催《萩陶芸家協会選抜展-日本橋三越本店》

萩陶芸家協会主催《萩陶芸家協会選抜展-日本橋三越本店》


公募展・個展の説明