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田部美術館大賞

第10回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」 【萩井戸形茶碗】
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| ■部位のご説明■ | | 貝目 | かいめ | 土と石(砂)の縮みにより石が土を割って出る状態 | | 竹の節高台 | たけのふしこうだい | 竹の節のような高台(茶碗の外側底部分) | | 土見せ | つちみせ | 火が走ったように見える赤はだ | | 窯変 | ようへん | 焼成による土の変化 |
| ■作陶のご説明■ | | 口径 | 高さ | 陶土 | 化粧がけ | 釉薬 | 焼成 | | 14.1cm | 8.2cm | 見島土 | ずぶ掛け | 木灰釉薬 | 還元焼成 |
| ■樋口大桂の思い■ | 「萩焼=茶陶」と言われることが多いように、萩で作陶している大桂にとって抹茶碗 には特別な思いがあります。抹茶碗を作陶する場合、花器のように創作的なジャン ルと違い、古い作品(先人が作陶した古萩)のうつしをすることがあります。萩(高麗と しての)茶碗=井戸茶碗に代表されるように、井戸茶碗を造ることは萩の作家として 大きなあこがれがありました。本来の井戸茶碗には数々の約束事がありますので、 この作品は形を模倣した井戸形となっておりますが色合いに大変味わいがあります。 茶道に見識の深い松平不味公のお膝元である島根県松江市の公募展に入選でき、 大変感激しました。 |
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第14回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」 【彩釉六角水指】
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| ■作陶のご説明■ | | 本体径 | 高さ | 陶土 | 釉薬 | 焼成 | | 17.5cm | 18.5cm | 大道土 | わら釉薬 | 酸化焼成 |
| ■樋口大桂の思い■ | 前年度の横浜・高島屋の個展の前に、結晶釉の作風を茶道具に活かすことができ ないだろうか考え作陶した作品です。全体の形をシンプルにし、胴の部分をややス リムにすることで結晶釉の作風を引き出し、口造りを二重の六角にしたことで繊細 さと力強さを出すことができたと思っております。また、結晶釉の色合いが塗り蓋の 黒色により、絶妙のコントラストも演出することができました。この作品は公募展出 品のために、個展出品作品とは別にとっておいたものです。個展にも兄弟の作品 を出品し大変ご好評をいただき、個展から3ヵ月後のこの公募展への意を強くして おりましたが、結果としてオリジナリティーの強いこの作品が、「茶の湯の造形展」 というタイトルの公募展に入選できて大変うれしく思いました。結晶釉の作風では ありますが、この作品にはあえて彩釉六角水指という作品名をつけました。
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