花日記No13-青釉の花器にライズ&フォール

花日記No13は、フラワーサークルで青釉の四方の花器にライズ&フォール
を生けたものです。
ライズ&フォールとは、立ち上がる=ライズと滝のように落ちる=フォールと
いう意味の生け方をひとつの花器に一緒に生ける基本形で、上に向かう直
線と下に流れるような曲線を対比したデザインです。
ユリと石化柳を中心にまっすぐ入れ、ミモザアカシアの流れのある上部分を
右の前後と左前に直線の部分をユリの右横と左後ろにそれぞれ入れ、クリ
スマスブッシュを左右に散らしています。
縦と横幅のあるライズ&フォールと四方に変形させた花入れとの組み合わせ
がおもしろく、又、緑と赤の花に白の結晶のあるやわらかい青の花入れとよく
調和しています。
数日後、ユリが開花し白の色が濃くなった時、今と違いどんな雰囲気になる
のかがとても楽しみです。
今回も剣山やフローラルフォームを使わずに、太めのワイヤーを丸めて入れた
ものに生けるというおもしろい生け方です。

◎花器-花入れ青釉四方
◎花材
・テッポウユリ・石化柳(ユリの横)・ミモザアカシア(周りに入れた緑の花)
・クリスマスブッシュ(赤い花)
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