伝統的工芸品萩焼専門窯元・陶房大桂庵樋口窯【こだわり】


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ご案内いろいろ

おもしろ写真館-大桂庵編


萩焼(伝統的工芸品)専門窯元・陶房大桂庵樋口窯
のご案内-おもしろ写真館(大桂庵編)




【鬼白のお湯呑ふたつ】
萩焼は生地で素焼きをし、釉薬を掛けて本焼きをします。釉薬は焼成時に溶けますが、いかにタイ
ミング良く焼成をストップさせるかで作品の出来上がりが違ってきます。この画像は焼成の時にく
っついてしまい、窯出しの時に発見したものです。




【立つ急須の作陶とは…?】
テーブルの上に立つ急須は、基本的にバランス良く作陶されたものです。手造りの急須は本体・取
っ手・口・蓋とすべて別々に作陶しあとから付けますが、その過程において本体をすべて同じ厚み
で造れているか・適切な角度で取っ手がつけられているかなどによって、使いやすい・注ぎやすい
・重く感じないなどの急須となります。
なお、作風・味わい重視の作品の場合は必ずしも該当しないこともありますので、悪しからずご了
承下さい。




【やきものは力仕事…?】
ろくろで造ったものを板(90cm)に並べ次々と造り、板にいっぱいになると乾燥させる為に違う場所
に移動させます。画像は花入れですが、1本1.3Kgで造り14本の総重量は18Kgになります。背の高い
花入れはバランスよく持ち上げるのに一苦労です。
この作品の場合、ろくろで造った後に乾燥・仕上げ(削り)・乾燥・素焼・釉薬掛け・本焼きの工程
を経て最終的には700g程度まで軽くなりますが、その間、この板に乗せて数えきれないほど移動さ
せますのでやきものは正に力仕事といえます。




【大きい作品は軍手が必需品…?】
ろくろでやきものを造る時、手に水分と一緒にぬた(陶土に多量の水分を含ませたもの)を手に取り
造ります。つぼ・皿・鉢などの大きい作品を造る時は、適度な水分とぬたを含んだ軍手をして造る
ことで水分を調整しやすくなるので造りやすくなります。
若い頃は手で直接造っていた樋口大桂も、日本工芸会山口支部の先輩に教わってからは大きい作品
の作陶時には軍手が必需品となりました。
画像は1本8Kgの陶土で32cmの大きさのつぼを造っているところですが、1割少し縮みますので出来
上りは28cm程度の大きさのつぼになります。
【この作品のこの後の工程】
乾燥⇒削り・仕上げ⇒乾燥⇒化粧掛け⇒乾燥⇒素焼⇒釉薬掛け⇒本焼き⇒窯出し







【釉薬で手が真っ黒に…?】
萩焼の陶土は粗く耐火度高いために焼き締まりにくいという特質があり、素焼・施釉・本焼きをす
るという工程により強度が増します。この作品は御本手と鉄釉の掛分けという作風で2種類の釉薬
を掛けて焼成しますが、いかに掛け分けるがとても難しく造り手の腕の見せ所です。釉薬のついた
手は、ゴシゴシ洗わないとなかなか落ちません。


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