当店は樋口大桂が萩焼伝統工芸士としての自信と誇りを持って作る伝統的工芸品萩焼専門窯元であり、樋口大桂が作った作品を実店舗とWEBサイトでご紹介する小売店です。
【山口ECエール便】ご注文金額に関わらず送料無料・期間限定!
当店は山口ECエール便に参加しており、下記の期間はご注文金額・発送先(日本国内)・ご注文回数に関わらずすべてのご注文の送料が無料となります。
〇2回目-10月1日~1月15日発送分まで
※上記期間内であっても支援金の上限に達した場合は終了となります。
※箱の確保・決済などにより各回の最終日までに発送できない場合は対象外となります。
鬼白(おにしろ)の竹クラスと黒釉(こくゆう)の掛分けという作風に端反形(はたぞりがた)のぐい呑です。
日本酒をお召し上がりになる際や日本酒がお好みの方への贈り物としておすすめです。
土のぬくもりの伝わる手作りの酒器で一層美味しいお酒を召し上がれば、癒しがプラスされご自身への1日のご褒美になることと思います。
・外寸法-径約74mm×高さ約57mm ・作品重量-約112g ・満水容量-約120cc
・電子レンジ・食器洗浄乾燥機の使用OK 直火・ガスオーブン・冷凍庫の使用はNG
当店ではこの器で一層美味しくお召し上がりいただくために、口当たり・持ちやすさ・安定感などを意識して作っております。
又、当店は【伝統的工芸品萩焼】として作陶しており和食器には薬品によるコーティング処理をしておりませんので、一層美味しいお酒をお召し上がりいただくことができます。
【酒器とお酒の相性】
酒器の形や大きさによって、日本酒の香りや味わいが違うと言われております。
又、お好みのお酒の種類によってそのお酒の美味しさの適温(冷酒・常温・ぬる燗・熱燗など)が違うことから、酒器の口作りの広がり・全体の大きさなどにも相性の良さがあるようです。
その日、召し上がるお酒によって酒器をお選びいただくことで、日本酒を召し上がる楽しみが一層広がるかもしれません。
◎香りが高いお酒-口径が広がった形状の酒器
◎熟成タイプのお酒-美しい色調の酒器
◎軽快なタイプのお酒-小さめの酒器
◎コクのあるタイプのお酒-じっくり召し上がれる酒器
【ぐい呑と盃・酒注ぎと徳利の違い】
お酒を入れる器(酒注ぎ・徳利)と呑む器(ぐい呑・盃)の取り合わせによってもお酒の味わいが違うと言われております。
お酒と酒器の相性にさらにプラスして、ご自身がお好みの日本酒の召し上がり方を探してみられてはいかがでしょうか。
◎ぐい呑-底が深く大柄な器を指すと言われており、当店では深さのあるものをぐい呑としており豆小鉢してもお使いいただけます。
元々は茶事の向付として珍味を入れていた器で、珍味を食した後にこれに酒を入れて呑み始めたことがぐい呑の始まりとされ、茶の文化と共に育ってきた歴史があり「侘び寂び」の美的感覚が取り入られ酒を楽しむための道具として進化してきたと言われております。
◎盃-平らな器を指すと言われており、当店では浅めのものを盃としております。
※お猪口(ちょこ)とは、一口や二口で酒を飲み干せるサイズの器を指すと言われており、当店ではお猪口というカテゴリーはございません。
◎徳利-首が細く下部が膨らんでおり、主に日本酒を注ぐために使われる器
※一般に徳利を銚子(お銚子)と言われることがありますが、本来、銚子は注ぎ口と柄の付いたもので、神道式の結婚式などで用いられているものを指し誤用と言われております。
◎酒注ぎ-器の縁に酒を注ぐための注ぎ口が付いていることから片口とも言われておりますが、当店では装飾的に片口にしている器があることから酒注ぎとして分類しております。
〇徳利と酒注ぎの違い
・徳利は細い首があることで燗酒が冷めにくいといった反面、器を洗浄しにくいという点があります。
・酒注ぎは口径が大きいことから燗酒が冷めやすいといった反面、器を洗浄しやすく湯冷ましやドレッシング入れにもご使用いただけます。
「酒器のお取り扱いについて」
〇器にやさしいお取り扱い-お使いいただく前に器を水につける(アルコールの糖分によるカビの発生を抑制します。)
〇酒器の「萩の七化け」について-お酒は色がないため先にお茶などを入れ変えてから、味わいを楽しまれる方もおられます。
〇酒注ぎ・徳利で熱燗を召し上がる場合-お酒を入れる前にしばらく水につけておき、別の器具で燗をしたお酒を入れて下さい。
〇徳利に花を生ける場合-安心安全のため食器には薬品による水止めをしない方針により水指漏れの可能性があり、漏れ止め処理をしてからご利用ください。
「掛分け(鬼白&黒釉)という作風」
伝統的工芸品萩焼の指定材料にある萩焼の基本となる「大道土」に赤土を混ぜ砂を入れて水曳きし、乾燥させながら高台や高台脇を削り全体の形を整えしっかり乾燥させて素焼きをし、稲刈りをした後のわらを燃やした灰が主原料のわら灰釉を一部分を残してたっぷり掛け、残りの部分に鉄分が主原料の黒釉を掛け分けて酸化焼成で本焼をします。
窯出しをして焼ヒビなどが無いかをしっかりチェックして完成となりますが、樋口大桂がこの世界に入るきっかけとなり鬼白という作風のお手本とした、三輪休和氏の抹茶碗が雪が解け地肌が見えるようなしっとりとした風合いで、その縮みが多すぎても少なすぎても納得のいく作品とはならず、黒釉という釉薬を掛け分けることでさらにその難度が増しその出来栄えによって特・松・竹・梅とランク分けをし価格も違います。
複数の釉薬を掛分けるという技法は萩焼の中に古くからあったものですが、鬼白という作風と黒釉の掛分けは樋口大桂のオリジナルです。
鬼白で全体の7割を表現し下方の黒釉が全体の風合いを引き締めており、絶妙なバランスで作り上げた至高の作品です。2種類の釉薬が重なった部分が稀に金色になることもあります。
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【ギフト対応について】
◎各箱(木箱・紙箱)をご希望の場合は、このページの下に各箱のお買い物カゴにて別途ご注文くださいますようお願いいたします。
◎箱入りの場合は当店のオリジナル包装紙での包装・ギフト対応(のし紙掛け・メッセージカード)を無料で承ります。
【作品に関して】
萩焼伝統工芸士・樋口大桂が伝統的工芸品萩焼としての規約を遵守し、国産の天然原材料を使い全工程を手作業でしております。寸法・重量・色合い・風合いが一つ一つ微妙に違いますので、悪しからずご了承くださいませ。
出来るだけ色や質感がわかりやすいように複数の照明や白の背景板を使って撮影してますが、照明の映り込みが多くある際は風合いを損ねない程度の修正・補正・加工をし、逆に修正が難しい場合はそのままにしていることもございますので、悪しからずご了承ください。
【萩焼の特徴-萩の七化け】
萩焼は伝統的工芸品萩焼の指定材料である「大道土」を主に使いますが、この陶土が焼き締まらないという特性がある為、生地を素焼きし釉薬を掛けて本焼きをするという工程で作ります。焼成後、生地と釉薬の収縮率の違いにより貫入(かんにゅう)が起こります。器に色見のある水分を入れると、この貫入に染みご使用の度合いによって風合いが変化していくことを「萩の七化け」と言われ、作り手が作ったやきものを使い手が育てていくと言われる所以です。
私どもはこの特徴を尊重し時流に流されることなく伝統的な萩焼を守りたいという精神と、お客様のことを大事にしたいという想いから、器へのコーティングをしないという方針を貫いておりますので、電子レンジ・食器洗浄乾燥機をお使いいただけます。日々の暮らしの中で、萩焼の特徴をお楽しみいただきつつ安心・安全にお使いいただければ幸いです。
【在庫について】
当店は実店舗と自社サイトにて在庫を共有しておりますので、ご注文のタイミングによって在庫切れの場合は悪しからずご容赦くださいませ。
【荷造り・発送について】
安全にお届けするために、作品をエアパッキンでしっかり包み、緩衝材の新聞紙を多めに入れた段ボールに詰めて荷造りし発送しております。
お取り扱い方法などを詳細に明記した紙を同梱いたします。
【器にやさしいお取り扱い】
・初めてのご使用時 → ほこりをとる程度の洗浄でOK(使用前の煮沸消毒は不要)
・ご使用後 → 一般的な台所洗剤で洗浄ししっかりすすぎしっかり乾燥させて収納
・茶しぶの除去 → メラミンフォームのスポンジでこすり洗い
・湯通しのおすすめ→ 大きめの鍋にうつわと水を入れ30分程度煮沸させる
・ご使用前後に水に漬ける → 油分・糖分(アルコール)・醤油などでご使用の際
【お気軽にお問合せください!】
何かお気になることがございましたら、下記までお気軽にご連絡ください。
電話 0838-22-1447 メール higuchi@taikeian.net
商品説明
ややおとなしめの鬼白と黒釉の掛分けにスタイリッシュな端反形のぐい呑
商品仕様
製品名: | 萩焼(伝統的工芸品)ぐい呑掛分け(鬼白竹&黒釉)端反 |
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型番: | 837 |
メーカー: | 陶房大桂庵樋口窯 |
外寸法: | 幅74mm × 高さ57mm |
製品重量: | 112g |