【お願い1】
・当店では割れないようにエアパッキンでしっかり包み荷造りをして発送させていただいております。
・各箱(木箱・紙箱)をご希望の場合は、下記にて別途ご注文くださいますようお願いいたします。
・木箱はご注文いただいてから別注での誂えとなりますので、状況によっては発送までに10日~14日程度の日数を要する可能性がありますが悪しからずご了承くださいませ。
●このページの下に各箱のお買い物カゴがございます。
●箱入りの場合は当店のオリジナル包装紙での包装・ギフト対応(のし紙掛け・メッセージカード)を無料で承ります。
【お願い2】
作品のご説明・作家のご紹介・萩焼の特徴・お取り扱い方法などを下記にてご案内しておりますので、ご注文いただく前にご一読いただきますようお願いいたします。
■ 商品説明
古くから伝わる押し型技法による素朴な風合いを生かした十二支の「招福寅」で贈り物やインテリアにもなる置物小
■ 商品仕様
製品名 | 萩焼(伝統的工芸品)置物小干支「招福寅」(塗り板・立札付) |
型番 | 2253 |
メーカー | 陶房大桂庵樋口窯 |
外寸法 |
幅135mm × 奥行58mm × 高さ98mm
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製品重量 | 400g |
【作品についてのお願い】
当窯では天然の原材料によりすべての工程を手作りで作陶しております。一つ一つの作品の風合い・色合いは、掲載している画像とまったく同じではありません。又、標記している寸法・重さにも微妙な違いがございます。お届けしました作品が大きく異なると思われる場合は、交換・ご返品などの対応をさせていただきます。
当窯では窯出し後に伝統工芸士が些細なキズも見逃さないよう、念入りに検品をしております。ただ、原材料の特性により下記のような事例がありますが、キズではありませんので悪しからずご了承ください。
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・窯変(ようへん)による赤みが有る場合と無い場合
・小さめの鉄粉(陶土に含まれる鉄の粉)がある可能性
・ピンホール(施釉による小さい穴)がある可能性 |
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【うつわのお取扱いとお手入れ】
電子レンジ-○
| 食器洗浄機-○
| 食器乾燥機-○
| 冷蔵庫-○
| 直火-×
| 冷凍庫-× |
当窯の和食器には薬品によるコーティングをしておりませんので上記器具のご利用が可能ですが、やきものの特性として火力が直接当たるガスオーブン・ガスコンロなどによる直火と冷凍庫での冷却は、破損の原因となりますので絶対しないでください。
「湯通しのおすすめ」
●時々、湯通し(鍋に器と水を入れ30分程度煮る)をすると、器の消毒になり器がより味わい深くなります。
◎初めてお使いになる時は、汚れを取る程度の洗浄で結構です。
◎茶渋などがついた場合は、メラミンフォームのスポンジで軽くこすっていただければとれると思います。
◎頑固な汚れの場合、重曹(食用グレード)を溶かした洗い桶にしばらく入れておきますととれやすくなります。
◎台所洗剤で洗浄した場合はよくすすぎ、よく乾燥させて収納して下さい。梅雨時期は特にご注意ください。
◎陶器全般的に、ご使用の前後に水を張った洗い桶の中にしばらく入れておいていただくと器にやさしいです。
◎洗い桶に洗剤を入れてのつけ置き洗いや、磁器と一緒に入れて洗浄することはしないでください。
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【萩焼伝統工芸士・樋口大桂】
萩焼伝統工芸士に認定されている樋口大桂は、伝統的工芸品萩焼専門窯元としての誇りを持って手仕事・天然の原材料による釉薬掛け・高温焼成にこだわり、国が指定している萩焼の規約を遵守して作陶しております。
萩焼を基本として「耐久性・機能性・収納性」に「味わい」を加えたうつわを作る為に、手間暇を惜しまず丁寧な仕事をしております。
日本工芸会などの団体に所属し公募展などに出品するための作陶をしながら、日々、自己の研鑽に努めております。
多くの皆様に土のぬくもりの伝わる樋口大桂の作品をご愛用いただければと思っております。 |
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【伝統的工芸品(伝産法)・萩焼】
萩焼は御用窯として1600年頃からの歴史があり、近年、国より「伝統的工芸品」に指定されております。
原材料・技法・生産地などが制定され、その規約に基づき作陶した作品に限り【伝統的工芸品萩焼】と標記できます。
陶土で作り釉薬を掛けて焼成することにより、やわらかい手ざわりと土のぬくもりが伝わるやきものです。
※磁器(有田焼など)は陶石で作るという違いがあり、同じ陶器でも施釉しないやきもの(備前焼など)もあります。
又、「萩の七化け」の要因である「吸水性」の他、「保温性」「保冷性」などの特徴があります。
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萩焼の特徴-【萩の七化け】
萩の陶土はきめが粗く耐火度が高いため焼き締らないという特徴があり、素焼・釉薬掛け・本焼という工程で2回焼成します。釉薬をかけて本焼をすることで強度が増すと同時に、陶土と釉薬の収縮率の違いにより網目のような貫入(かんにゅう)がおこります。
その貫入にお茶などの色見のあるものが次第に染み込み、ご使用の度合いによって味わいが出ることから『萩の七化け』とよばれ、古くからお茶人からも特別好まれるようになった所以かと思います。
当窯では、「萩の七化け」と言われる萩焼の特徴を尊重しておりますので、原材料・工程など伝産法の規約に基づいて作陶し、花器以外は薬品によるコーティングをしませんので味わい深いものになっていくことと思います。
◎「萩の七化け」しにくい場合は下記のようにして楽しまれる方もおられます。
・色見の薄いお飲物(アルコールなど)などの場合-お茶を入れる
・ご飯などの水分のない場合-お茶漬を召し上がる
・水止め処理をしている花器の場合-器の表面にお茶葉を染み込ませる
※基本的に花器の内側には水止め処理をしておりますので、外側から染み込ませると良いかと思います。
逆に水止め処理をしている花器(ミニ花入れなど)で、何かを召し上がるということはしないようにお願いします。
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「萩の七化け」のサンプル ※違いがわかりやすい「鬼白」という作風の「使用前」と「使用後」です。
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1日2回程度3か月ぐらいコーヒーを飲み、時々、湯通しをしながら使用しこのように変化しましたが、使用し続けると更に違う変化をしていくと思います。
コーヒーなど色見の濃い飲み物で使用する最初の頃、乾燥過程において層の中に染み込んだものが噴き出してくることがありますが、その場合は湯通しと乾燥を繰り返してみてください。 |
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その作品の作風によって「萩の七化け」の風合いには違いがあります。
特に黒系・赤系・青系などの色の濃い作風の場合、貫入の変化が目に見えて違うようにはないかもしれませんが、長年、お使いいただきますと、少しずつその違いをお楽しみいただけることと思います。 | |
『萩焼は作る人により生まれ使う人により育てられるやきもの』と古から言われてます。
当店では窯元として作った萩焼を販売し、使用後の作品の販売は基本的にしておりません。
※例外のある場合はそのことを標記及びお伝えさせていただきます。
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【お願い-在庫・エコ包装と箱のご用命・ギフト対応について】
【作品の在庫について】
当店では多くの種類の作品をひとつひとつ丁寧に作陶しておりますので、1種類の作品の在庫は多くありません。
又、実店舗・お電話でのご注文にも対応しておりますので、その在庫も流動的となっております。
お気に召していただきました作品がございましたら、なるべく早めにご注文下さいますようお願いいたします。
もし、行き違いで「完売」となってしまいました場合、ご連絡させていただきますのでご了承ください。 |
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